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第4戦 Spagna GP 決勝が行なわれ、前回の Bahrain GP に引き続きFerrariの1、2フィニッシュで幕を閉じました。唯一異なる点はKimi Raikkonenが優勝、2位にFelipe Massaと順位が入れ替わったということ。今回は途中アクシデントが起こりセーフティーカーが導入される一幕もありましたが、リードを失ってもなんのその…安定感もスピードも申し分ない仕上がりで表彰台を独占しました。一部報道では、「これで今年はもうFerrariは下り坂に入り、楽にチャンピオンになれるのではないか」という声もあがっていますが、本当にそう感じてしまうような貫禄の勝利でした。思わぬサバイバルレースとなった今回のレース…Ferrari勢に続いて3位入賞を果たしたのはMcLaren MercedesのLewis Hamiltonでした。予想では先週のテスト期間を経てより強いマシンを導入してくるだろうと噂されていましたが、結果的にはドライビング困難な不安定な状態が目立ったMcLaren Mercedes。それに加えてチームメイトのHeikki Kovalainenのマシンは、左フロントタイヤにトラブルが起こり時速200kmでタイヤバリアに突っ込むアクシデントが発生し周囲をヒヤッとさせました。幸いにも大きな怪我もなく大事には至りませんでしたが、McLaren Mercedesマシンの信頼面に陰りがあることが浮彫りとなりました。
それでは貫禄の優勝を果たしたKimi Raikkonenのコメントです。
「セーフティーカーの導入がなければもっと楽に勝てていただろうね。レースがほぼ完璧だった…良いスタートも切れたしね。今週末を通して考えると明らかに僕達は他のチームに比べて優位にたっていた。チームもハードな仕事をこなしてくれたからね。このサーキットはオーバーテイクするのが難しいから少しでも前方からスタートするのが重要だったんだ。その通りポールポジションを獲得することができたし、レーススタート後もトップをキープし続けることができた。優勝できて本当に嬉しいよ。問題視されていた強風に関しては何ら気にならなかったね。とても走り易いコンディションだったよ。それからKovalainenだけど大事に至らなくて本当に良かった…安心したよ。」
それ以降の順位ですが、4位にはBMW SauberのRobert Kubicaが。5位にはRed Bull RenaultのMark Webber。6位にはHondaのJenson Buttonが入賞を果たしチームにとって今季初となる嬉しいポイントを獲得。そして7位には粘り強い走りでWilliams Toyotaの中嶋一貴が結果を残しています。レースを終えて彼は、「良いレースだったね。今日ポイントを獲得することは僕にとって大切なことだった。スタートはアウトにコースをとったんだけど、Buttonにブロックされてポジションを失う結果となりがっかりした。でも、最終的な結果には満足しているし、僕にとって新たに踏み出した大きな1歩となったよ。まだまだ学ばなくちゃいけないことは沢山あるけど、F1初参戦のシーズンで4レースを終えて5ポイント獲得ってのは良いスタートだと思うよ」と、コメントしていました。これからまだまだ伸びるでしょう。お父さんを超えるF1ドライバーになってもらいたいですね。また、チーム存続が危ぶまれているSuper Aguri Hondaの佐藤琢磨も13位完走と意地を見せつけました。苦しい状況の中でのこの結果はきっとチームにプラスの効果を与えることでしょう。頑張れ琢磨!頑張れSuper Aguri Honda!!
予選2位と復活に大きな期待のかかったRenaultのFernando Alonso。レース中盤の34周目でメカニカルトラブルに見舞われ、残念ながらリタイヤという結果に終わっています。レース開始直前のウォームアップではタイヤを温めるための蛇行運転中にコースを飛び出し芝生でコントロールを失いあわやコンクリートの壁に激突という場面もあり、やや気合いが空回りといった感もありました。結果、スタート時には汚れたタイヤでしっかりとしたグリップが得られず、あっさり3位スタートのFelipe Massaにパスされてしまう有様…。しかし、その後は安定した走りで確実にポイント圏内をキープしていたのですが…残念でした。しかし、本人はというと実に満足気な表情で足早にサーキットを後にしていました。地元レースですから多く集まってくれたファンの前で結果を出したかったことでしょうが、それでも大きく向上したマシンの性能に、今後に繋がる確かな手応えを感じたのかもしれません。それを感じさせるコメントを残していますのでどうぞ…「直ぐにレースが終わってしまったから怒りを感じるね。でも、明日になれば笑顔に変わると思う。なぜならMassaが僕に送れること2周でピットに入ったんだ。そんなに搭載燃料に差が無かったってことだよ。つまり、予選の結果はかなり真実味のあるものだったってことさ。レースではBMWと争ったんだけど、数週間前だったら考えもしなかったね。僕にとってはこれからのレースはかなり楽しいものになると思うよ」そうだったんですね…燃料に差が無くあのタイムを出していたとは…今後、本当にAlonsoの存在が怖いものになるやもしれません!楽しみ…。
さて、次回は5月11日に Turchia GP が予定されています。イスタンブールで栄光を手にするのはいったい誰なのか?注目したいと思います!!
2008/04/27 Spagna GP 決勝結果
01. Kimi Raikkonen / Ferrari 1h38:19.051
02. Felipe Massa / Ferrari +0:03.228
03. Lewis Hamilton / McLaren Mercedes +0:04.187
04. Robert Kubica / BMW Sauber +0:05.694
05. Mark Webber / Red Bull Renault +0:35.938
06. Jenson Button / Honda +0:53.001
07. Kazuki Nakajima / Williams Toyota +0:58.244
08. Jarno Trulli / Toyota +0:59.435
09. Nick Heidfeld / BMW Sauber +1:03.073
10. Giancarlo Fisichella / Force India Ferrari +1 Lap
11. Timo Glock / Toyota +1 Lap
12. David Coulthard / Red Bull Renault +1 Lap
13. Takuma Sato / Super Aguri Honda +1 Lap
Ret Nico Rosberg / Williams Toyota 42 Laps
Ret Rubens Barrichello / Honda 35 Laps
Ret Fernando Alonso / Renault 35 Laps
Ret Heikki Kovalainen / McLaren Mercedes 21 Laps
Ret Anthony Davidson / Super Aguri Honda 10 Laps
Ret Sebastien Bourdais / Toro Rosso Ferrari 9 Laps
Ret Nelsinho Piquet / Renault 7 Laps
Ret Adrian Sutil / Force India Ferrari 1 Lap
Ret Sebastian Vettel / Toro Rosso Ferrari 1 Lap
ドライバーズ チャンピオンシップ
01. Kimi Raikkonen / Ferrari
29
02. Lewis Hamilton / McLaren Mercedes
20
03. Robert Kubica / BMW Sauber
19
04. Felipe Massa / Ferrari
18
05. Nick Heidfeld / BMW Sauber
16
06. Heikki Kovalainen / McLaren Mercedes
14
07. Jarno Trulli / Toyota
9
08. Mark Webber / Red Bull Renault
8
09. Nico Rosberg / Williams Toyota
7
10. Fernando Alonso / Renault
6
11. Kazuki Nakajima / Williams Toyota
5
12. Jenson Button / Honda
3
13. Sebastien Bourdais / Toro Rosso Ferrari
2
コンストラクターズ チャンピオンシップ
01. Ferrari
47
02. BMW Sauber
35
03. McLaren
34
04. Williams
12
05. Toyota
9
06. Red Bull
8
07. Renault
6
08. Honda
3
09. Toro Rosso
2
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