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ついにあの男が2008年始動…そして、なんとも驚異的な結果を叩き出しました。その男の名は…そう、Renaultで2005&2006年ワールドチャンピオンに輝き、今シーズンから再びRenaultのステアリングを握ることになったFernando Alonsoです!!
昨年はMcLaren Mercedesに移籍を果たしF1王道まっしぐらかと思うやいなや、チームとの折り合いがつかず僅か1年でちょっと格好の悪い出戻りをしてしまった彼。しかし、古巣に戻り初のテストで誰もが驚くトップタイプをマーク!まさに水を得た魚状態ですね。今朝は9時にR27に乗り込み軽快にプログラムをこなしました。そんなFernando Alonsoのコメントです。「しばらくF1マシンを運転していなかったから緊張したね。でも、チームと一緒に仕事できるのはとても楽しみだよ。初めてトラクションコントロールなしでドライビングしたけど、テストを始めてから数周後、次第にその違いを感じた。チームとのフィーリングはいいよ。昔の楽しかった思い出が頭を過ったね。現時点で唯一欠けているのはNewマシンだけだよ。マシンはトラクションコントロールなしでもそんなに大きく異なる訳じゃない。パイロットは限界を把握して、ドライビングスタイルを築く必要があるけどね。まぁ、2、3戦後にはトラクションコントロールのあるマシンがどんなものだったか忘れていくんじゃないかな。今回のテストは大きな目標がある訳じゃない。あくまでマシンに慣れることが目的さ。だからこの2日間は新しいルール環境に慣れることに専念するよ」これで1月31日発表予定のR28の仕上がりが良ければ、今シーズンはかなり見応えのあるものになるんじゃないでしょうか!
明日はLewis Hamiltonも参加予定ですから、Fernando Alonsoと顔を合わすことになりますね。人間関係が異常なほどに取り上げられた昨年の2人。今年からはNelsinho Piquetと組んでシーズンを戦うAlonsoですが、この新しいチームメイトについてもコメントしていました。「まだNelsinhoとは顔を合わせていないけど、F1を楽しみたいという強い思いを持った良い青年みたいだ。2008年は誰とも問題を起こしたくはないね。まぁ、Briatoreはこういった事に関しての対処には優れた人物だけど」凄いドライバーであることは間違い無し!レースだけに集中してサーキットの上で100%の力を出し、FerrariやMcLarenに真正面から戦いを挑んでもらいたいものです!!
2008/01/15 Spagna/JEREZ TEST2日目
01.Fernando Alonso / Renault 1:19.503 Laps 70
02.Pedro de la Rosa / McLaren Mercedes 1:19.650 Laps 111
*
03.Kimi Raikkonen / Ferrari 1:19.708 Laps 90
*
04.Nico Rosberg / Williams Toyota 1:19.756 Laps 81
05.Felipe Massa / Ferrari 1:19.772 Laps 85
*
06.Heikki Kovalainen / McLaren Mercedes 1:19.780 Laps 130
*
07.Sebastian Vettel / Toro Rosso Ferrari 1:20.305 Laps 86
08.Sebastien Bourdais / Toro Rosso Ferrari 1:20.346 Laps 76
09.Mark Webber / Red Bull Renault 1:20.392 Laps 80
10.Kazuki Nakajima / Williams Toyota 1:20.526 Laps 66
11.Timo Glock / Toyota 1:20.598 Laps 109
*
12.Giancarlo Fisichella / Force India Ferrari 1:20.764 Laps 76
13.Kamui Kobayashi / Toyota 1:22.060 Laps 55
*は2008年度用マシン