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待望のF1 GP 第6戦 Monaco GP の決勝が行なわれ、前回の Spagna GP に引き続きBrawn GP MercedesのJenson Buttonがポール・トゥ・ウィンを決め、今季5度目の優勝を飾りました!また、チームメイトのRubens Barrichelloも2位でゴールし、これでチームにとっては2戦連続1、2フィニッシュ達成!!ベテランのドライビングと壊れないマシンの素晴らしいハーモニーで今回も他を寄せ付けない完璧なレースとなりました。また、注目していたFerrariですが、先日までの好調振りを決勝レースでも維持し、Kimi Raikkonenが3位、Felipe Massaが4位でレースを終えています。まだBrawn GP Mercedesのマシンには1歩及ばない仕上がりとはいえ、着実に発展を遂げている様子でした。レース全体を通じてトップはJenson Buttonの独占状態でしたが、それ以下のマシン間では時折バトルも展開され、長い Monaco GP を退屈することなく観戦できたような気がします。やはりFerrariのようなチームが絡んで来ると面白いっ!!この勢いで次戦の Turchia GP でも熱い走りに期待したいと思います。
それでは、圧倒的な走りで嬉しい今季5勝目を挙げた、Brawn GP MercedesのJenson Buttonのコメントです。「ワオ!Monaco GPで優勝するのは子供の頃からの夢…みたいな特別な感覚だよ。Rubensも凄く頑張ったし、再び1、2フィニッシュできたのはファンタスティックだったね。レースは難しいものだったし、終盤にはコースが狭く感じられた。でも、最後の2周あたりは僕自身とても落ち着く事ができたし、自分が今過ごしているこの素晴らしい瞬間を十二分に感じ取ることができた。信じられない1日だったよ…最後に自分の足が表彰台に向かうことになるなんてね。ファンのみんなが楽しんでくれたレースになったんならいいんだけど。マシンの調子は良かったし、この勝利は素晴らしい結果だと思う。チーム、Mercedes、レースを観戦しに来てくれた僕の家族、そして自分自身にとっても表彰台の一番高い位置に立つ……最高の感覚だよ!」昨年まではプライベートの時間、酒を飲みディスコ通いするなど、スポーツ選手にありがちな生活スタイルだった彼が、今年からはレースに照準を合わせたスケジュールで集中力を高めレースに挑んでいるとか…。やはり勝てるマシンを得ると自然とやる気も出て来るってことなんでしょうね。今まで苦労した分、この素晴らしいシーズンを満喫していただきたいと思います。
いやぁ〜、久し振りにKimi Raikkonen & Felipe Massaの熱い走りを目の当たりにした気がします。警告通知を受けるくらいに縁石にガンガン乗り上げながら攻めに攻める走りには感動!RaikkonenがBarrichelloの後方に迫った時なんてドキドキが止まりませんでした。Ferraiはこれでやっと表彰台にも登れて一安心といった感じではないでしょうか。明日の新聞ではやっと良い評価の記事が読めると思います。ここ最近はボロカスに書かれてましたから…。よく頑張ったKimi Raikkonenの頑張りに特別スナップを載せちゃいまぁ〜す!
さて、次戦は Turchia GP です。今シーズン失速してしまったチームのひとつBMW Sauberも小型KERSを携えて乗り込む予定ですし、Ferrariも新パーツの開発に成功したようです。これは新しい展開に期待できるかも…熱いバトルに期待です!!
2009/05/24 Monaco GP 決勝結果
01. Jenson Button / Brawn GP Mercedes 1h40:44.282
02. Rubens Barrichello / Brawn GP Mercedes +0:07.666
03. Kimi Raikkonen / Ferrari +0:13.443
04. Felipe Massa / Ferrari +0:15.110
05. Mark Webber / Red Bull Renault +0:15.730
06. Nico Rosberg / Williams Toyota +0:33.586
07. Fernando Alonso / Renault +0:37.839
08. Sebastien Bourdais / Toro Rosso Ferrari +1:03.142
09. Giancarlo Fisichella / Force India Mercedes +1:05.040
10. Timo Glock / Toyota +1 Lap
11. Nick Heidfeld / BMW Sauber +1 Lap
12. Lewis Hamilton / McLaren Mercedes +1 Lap
13. Jarno Trulli / Toyota +1 Lap
14. Adrian Sutil / Force India Mercedes +1 Lap
15. Kazuki Nakajima / Williams Toyota +2 Laps
Ret Heikki Kovalainen / McLaren Mercedes +26 Laps
Ret Robert Kubica / BMW Sauber +48 Laps
Ret Sebastian Vettel / Red Bull Renault +62 Laps
Ret Nelsinho Piquet / Renault +66 Laps
Ret Sebastien Buemi / Toro Rosso Ferrari +68 Laps
ドライバーズ チャンピオンシップ
01. Jenson Button / Brawn GP Mercedes
51
02. Rubens Barrichello / Brawn GP Mercedes
35
03. Sebastian Vettel / Red Bull Renault
23
04. Mark Webber / Red Bull Renault
19.5
05. Jarno Trulli / Toyota
14.5
06. Timo Glock / Toyota
12
07. Fernando Alonso / Renault
11
08. Kimi Raikkonen / Ferrari
9
09. Lewis Hamilton / McLaren Mercedes
9
10. Felipe Massa / Ferrari
8
11. Nico Rosberg / Williams Toyota
7.5
12. Nick Heidfeld / BMW Sauber
6
13. Heikki Kovalainen / McLaren Mercedes
4
14. Sebastien Buemi / Toro Rosso Ferrari
3
15. Sebastien Bourdais / Toro Rosso Ferrari
2
コンストラクターズ チャンピオンシップ
01. Brawn GP Mercedes
86
02. Red Bull
42.5
03. Toyota
04. Ferrari 17
05. McLaren Mercedes 13
06. Renault 11
07. Williams Toyota 7.5
08. BMW Sauber 6
09. Toro Rosso Ferrari 5
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待望のF1GP 第6戦、Monaco GP が開幕しました!毎年ながら Monaco はお祭り気分で実に楽しいっ!!どうしてもテンションが上がってしまいます。さて、公式予選が行なわれ、またしてもBrawn GP MercedesのJenson Buttonが見事なアタックでポールポジション獲得しました!チームメイトのRubens Barrichelloが3番手…前回の Spagna GP と同じような結果となったのでした。しかし、前回と大きく異なる事実がひとつ…そう、2番手に付けたのは何と、FerrariのKimi Raikkonenだったのです!!それはそれは見違える様な走りでかつてのスピーディーな走りが復活したと言えます。周回を重ねるごとにグリップの効いた走りができたというFerrari…ミスやトラブルがなければレース終了後の良い結果が得られるのではないかと思われます。まぁ、Raikkonenにしてみれば、抜き所の少ないモンテカルロですから、ポールが欲しかったでしょうけどね。
それでは、見事今シーズン4度目のポールポジションを獲得したBrawn GP MercedesのJenson Buttonのコメントです。「ここ Monaco では予選で良い結果を出すことが重要。だからこのポールポジションの結果はとても嬉しいよ。自分にとって凄く意味のあることだし、明日の決勝レースを考えてもね!最後のタイムアタックは忘れ難い走りができたし、本当にリミットぎりぎりまで性能を引き出せたと思う。良い予選の戦いができたけど、ホントはRubensがポールを獲得するんじゃないかなって思ってたんだ。この週末、彼は本当に速かったからね。こんな素晴らしいマシンを仕上げてくれたチームのみんなに感謝したいと思う。Monaco は何が起こるか分からない…決勝レースは簡単なものじゃないだろうけど、ポールポジションからのスタート…これ以上ない最高の状態で挑めると思うよ」これだけ特色の異なるサーキットで次々とベストラップを叩き出すBrawn GP Mercedesのマシンには脱帽です。これは本物ですね。現時点では独り舞台となっていますが、やはりFerrariなんかがRed Bull Renaultに加わりトップ争いに名乗りを挙げてきて欲しいと思います。だって、その方がよりエキサイティングでしょ?
その他の予選エピソードを挙げてみると、まずMcLaren MercedesのLewis HamiltonがQ1でマシンをクラッシュさせるアクシデントが発生しました。結果、ギアボックスを交換することとなり、決勝レースでは最後尾からのスタートとなるようです。それからWilliams Toyotaの中嶋一貴ですが、今シーズン初となるQ2突破となりました。Q3では残念ながら10番手のタイムという結果に終わりましたが、今後に繋がっていけばいいなと思います。Monaco は何が起こるか分かりませんから、もしかするとポイント圏内でレースを終えることができるかもしれませんもんね!また、Toyotaですが、2台共に19番手、20番手という今シーズン最低の結果に終わっています。チームは原因究明のため必死な様子です…。
さて、明日の決勝レースではどんなドラマが繰り広げられるのでしょうか?毎年エピソードたっぷりの Monaco GP。非常に楽しみです!!!
2009/05/23 Monaco GP 公式予選結果
01. Jenson Button / Brawn GP Mercedes
1'15"210 1'15"016 1'14"902
02. Kimi Raikkonen / Ferrari
1'15"746 1'14"514 1'14"927
03. Rubens Barrichello / Brawn GP Mercedes
1'15"425 1'14"829 1'15"077
04. Sebastian Vettel / Red Bull Renault
1'15"915 1'14"879 1'15"271
05. Felipe Massa / Ferrari
1'15"340 1'15"001 1'15"437
06. Nico Rosberg / Williams Toyota
1'15"094 1'14"846 1'15"455
07. Heikki Kovalainen / McLaren Mercedes
1'15"495 1'14"809 1'15"516
08. Mark Webber / Red Bull Renault
1'15"260 1'14"829 1'15"653
09. Fernando Alonso / Renault
1'15"898 1'15"200 1'16"009
10. Kazuki Nakajima / Williams Toyota
1'15"930 1'15"579 1'17"344
(*左から順にQ1,Q2,Q3)
11. Sebastien Buemi / Toro Rosso Ferrari
1'15"834 1'15"833
12. Nelsinho Piquet / Renault
1'16"013 1'15"837
13. Giancarlo Fisichella / Force India Mercedes
1'16"063 1'16"146
14. Sebastien Bourdais / Toro Rosso Ferrari
1'16"120 1'16"281
15. Adrian Sutil / Force India Mercedes
1'16"248 1'16"545
(*左から順にQ1,Q2)
16. Lewis Hamilton / McLaren Mercedes
1'16"264 *
17. Nick Heidfeld / BMW Sauber
1'16"264
18. Robert Kubica / BMW Sauber
1'16"405
19. Jarno Trulli / Toyota
1'16"548
20. Timo Glock / Toyota
1'16"788
*ペナルティ
・公式予選で16番手のタイムを記録したMcLaren MercedesのLewis Hamiltonは、予選中のクラッシュにおけるダメージからギアボックスの交換を余儀なくされ、最後尾からのスタートとなります。
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仕事の関係でドタバタとしており、通常のブログ更新が出来なかった。。。今回はひとまとめにしてお送りしまぁ〜す。さて、土曜日に行なわれたF1GP 第5戦、Spagna GP の公式予選では、Brawn GP MercedesのJenson Buttonが最後の最後のアタックで粘りを走りをみせ、それまで暫定ポールだったRed Bull RenaultのSebastian Vettelをかわしポールポジション獲得!チームメイトのRubens Barrichelloも3位に付けるなどその強さを見せつけました。何といってもBGP001の安定感ときたら抜群で、タイムアタック時のコーナー進入時の映像を見ていても他のマシンとは比較にならないほどステアリングのブレがありません。これは今シーズンを通じて、そうそう簡単に倒せる相手ではないような印象を受けました。シーズンに出遅れ、ここ Spagna GP に照準を合わせてきたFerrariはFelipe Massaが4番手のタイム。確実に飛躍したことは間違いないのですが、相変わらずのとんちんかんなチームの判断ミスでKimi Raikkonenは16番手とQ1で姿を消しています。
2009/05/09 Spagna GP 公式予選結果
01. Jenson Button / Brawn GP Mercedes
1'20"707 1'20"192 1'20"527
02. Sebastian Vettel / Red Bull Renault
1'20"715 1'20"220 1'20"660
03. Rubens Barrichello / Brawn GP Mercedes
1'20"808 1'29"954 1'20"762
04. Felipe Massa / Ferrari
1'20"484 1'20"149 1'20"934
05. Mark Webber / Red Bull Renault
1'20"689 1'20"007 1'21"049
06. Timo Glock / Toyota
1'20"877 1'20"107 1'21"247
07. Jarno Trulli / Toyota
1'21"189 1'20"420 1'21"254
08. Fernando Alonso / Renault
1'21"186 1'20"509 1'21"392
09. Nico Rosberg / Williams Toyota
1'20"745 1'20"256 1'22"558
10. Robert Kubica / BMW Sauber
1'20"931 1'20"408 1'22"685
(*左から順にQ1,Q2,Q3)
11. Kazuki Nakajima / Williams Toyota
1'20"818 1'20"531
12. Nelsinho Piquet / Renault
1'21"128 1'20"604
13. Nick Heidfeld / BMW Sauber
1'21"095 1'20"676
14. Lewis Hamilton / McLaren Mercedes
1'20"991 1'20"805
15. Sebastien Buemi / Toro Rosso Ferrari
1'21"033 1'21"067
(*左から順にQ1,Q2)
16. Kimi Raikkonen / Ferrari
1'21"291
17. Sebastien Bourdais / Toro Rosso Ferrari
1'21"300
18. Heikki Kovalainen / McLaren Mercedes
1'21"675
19. Adrian Sutil / Force India Mercedes
1'21"742
20. Giancarlo Fisichella / Force India Mercedes
1'22"204
続いて日曜日に行なわれた決勝レース。見事、Brawn GP MercedesのJenson Buttonがポール・トゥ・ウィンを達成し今季4勝目を挙げると、チームメイトのRubens Barrichelloも2位でゴール。もう誰にも止められない勢いで1、2フィニッシュを達成したのでした!スタート直後の第1コーナーから始まったポジションを争いが原因で第2コーナーに差し掛かった所で多重クラッシュ発生。一瞬にして4台が消え、セーフティカーが導入される波乱の幕明けとなった Spana GP。その後は順調に展開されるレースを見守ることができたのですが、最後の最後にドラマは待っていました。。。レースも残り僅か3周といった場面でFerrariのFelipe Massaにチーム無線から燃料不足の警告が…給油システムが十分に機能していなかったらしく、プログラムされていた分量が注がれていなかったことが発覚しました。これによってMassaはペーズダウンを余儀なくされ2つもポジションを落として6番手でゴール。チームメイトのKimi Raikkonenもリタイヤするなど、Ferrariにとっては散々たる結果にでこのレースを終えたのでした。
Ferrariといえば、FIAともめにもめている撤退騒動…来季から導入が予定されている経費制限案に猛反対しているFerrariは、導入が決定されればF1から撤退することを発表しました。Toyota、RenaultそしてRed BullもFerrariに同調を示しているとか。今年から新レギュレーション導入で大きく様変わりしたF1界ですが、この調子だと来年もぐずぐずの状態が続きそうです。いつになったら気持ち良く観戦できることやら…政治的な事が強く絡んで来るとファンは素直に楽しめませんね。残念です。。。。。
さて、次回は夢の Monaco GP です。トリッキーな市街地コースで、とってもとっても大事なポールポジションを獲得するのは誰なんでしょうか?非常に楽しみです!!
2009/05/10 Spagna GP 決勝結果
01. Jenson Button / Brawn GP Mercedes 1h37:29.202
02. Rubens Barrichello / Brawn GP Mercedes +0:13.056
03. Mark Webber / Red Bull Renault +0:13.924
04. Sebastian Vettel / Red Bull Renault +0:18.941
05. Fernando Alonso / Renault +0:43.166
06. Felipe Massa / Ferrari +0:50.827
07. Nick Heidfeld / BMW Sauber +0:52.312
08. Nico Rosberg / Williams Toyota +1:05.211
09. Lewis Hamilton / McLaren Mercedes +1 Lap
10. Timo Glock / Toyota +1 Lap
11. Robert Kubica / BMW Sauber +1 Lap
12. Nelsinho Piquet / Renault +1 Lap
13. Kazuki Nakajima / Williams Toyota +1 Lap
14. Giancarlo Fisichella / Force India Mercedes +1 Lap
Ret Kimi Raikkonen / Ferrari +49 Laps
Ret Heikki Kovalainen / McLaren Mercedes +59 Laps
Ret Jarno Trulli / Toyota +66 Laps
Ret Sebastien Buemi / Toro Rosso Ferrari +66 Laps
Ret Sebastien Bourdais / Toro Rosso Ferrari +66 Laps
Ret Adrian Sutil / Force India Mercedes +66 Laps
ドライバーズ チャンピオンシップ
01. Jenson Button / Brawn GP Mercedes
41
02. Rubens Barrichello / Brawn GP Mercedes
27
03. Sebastian Vettel / Red Bull Renault
23
04. Mark Webber / Red Bull Renault
15.5
05. Jarno Trulli / Toyota
14.5
06. Timo Glock / Toyota
12
07. Fernando Alonso / Renault
9
08. Lewis Hamilton / McLaren Mercedes
9
09. Nick Heidfeld / BMW Sauber
6
10. Nico Rosberg / Williams Toyota
4.5
11. Heikki Kovalainen / McLaren Mercedes
4
12. Felipe Massa / Ferrari
3
13. Sebastien Buemi / Toro Rosso Ferrari
3
14. Kimi Raikkonen / Ferrari
3
15. Sebastien Bourdais / Toro Rosso Ferrari
1
コンストラクターズ チャンピオンシップ
01. Brawn GP Mercedes
68
02. Red Bull
38.5
03. Toyota
04. McLaren Mercedes 13
05. Renault 9
06. BMW Sauber 6
07. Ferrari 6
08. Williams Toyota 4.5
09. Toro Rosso Ferrari 4
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第4戦、Bahrain GP の決勝が行なわれ、Brawn GP MercedesのJenson Buttonが安定の走りで今季3度目の優勝を果たしました。ポールポジションがらスタートのToyotaのJarno Trulliは、痛恨のスタートミス。順位を落とすと、予想通り燃料少なめでの作戦から早々にピットイン。目まぐるしく順位が入れ替わるも何とか食らい付き、3位でチェッカーフラッグを受けました。前回の Cina GP で優勝を果たしたRed Bull RenaultのSebastian Vettelは3位からスタートするもリズム良く周回を重ね、最後の給油後は2番手にコース復帰。そのまま最後まで逃げ切り2番手をレースを終えたのでした。ここに来て、McLaren MercedesやFerrariも徐々にマシンを新レギュレーションに合った形に仕上げてきた様子。Lewis Hamiltonが5番手、Kimi Raikkonenは6番手でレースを終えています。まだまだBrawn GP MercedesやRed Bull Renault、Toyotaのマシンに比べると差は感じさせられるものの、この調子で行けば次戦の Spagna GP 辺りから激しいトップ争いが見られるのではないかと期待させられます。やはり、こうでなくっちゃ面白くないですよね!
それでは貫禄の走りで今季3度目の優勝を飾ったBrawn GP MercedesのJenson Buttonのコメントです。「素晴らしいレースになって、再びチェッカーフラッグが振られるを見れて嬉しいよ!3度目の優勝でこれからヨーロッパラウンド突入…2つのタイトルを頭に向かいたいと思うよ。開幕後の優勝で新たなプレッシャーが生まれ、その状態を持続する仕事を意識してかチームにとっては難しい週末になった。パワーのあるエンジンを供給してくれたMercedesに感謝するよ」さぁ、予想外のマシンのポテンシャルで久し振りに日の目を見たButton。激しいバトルが予想されるヨーロッパラウンドでも強さを発揮し続けることができるのでしょうか?非常に楽しみです。
さて、みなさんもご存知の通り、2010年から採用されるニュースが飛び交っております。まずは何と言っても給油が禁止されるということ!コスト面での削減が主の理由ですが、個人的にはF1のレースから給油がなくなってしまうというのはとても悲しいことです。ある意味、面白味が半減されるというか…まぁ、これも時代の流れに沿ったものなんでしょうかね。。。それ以外にもタイヤウォーマーが禁止、合計26台のマシン参戦など、今後もF1界の改革は続いていきそうです。
次戦からいよいよヨーロッパラウンドが始まります。まずは Spagna GP !!地元の英雄RenaultのFernando Alonsoの走りに注目したいところです。また、完成度を上げたマシン導入を計画しているFerrariの走りも気になるところですね。見所いっぱい間違い無しの Spagna GP に注目しましょう!!!
2009/04/26 Bahrain GP 決勝結果
01. Jenson Button / Brawn GP Mercedes 1h31:48.182
02. Sebastian Vettel / Red Bull Renault +0:07.187
03. Jarno Trulli / Toyota +0:09.170
04. Lewis Hamilton / McLaren Mercedes +0:22.096
05. Rubens Barrichello / Brawn GP Mercedes +0:37.779
06. Kimi Raikkonen / Ferrari +0:42.057
07. Timo Glock / Toyota +0:42.880
08. Fernando Alonso / Renault +0:52.775
09. Nico Rosberg / Williams Toyota +0:58.198
10. Nelsinho Piquet / Renault +1:05.149
11. Mark Webber / Red Bull Renault +1:07.641
12. Heikki Kovalainen / McLaren Mercedes +1:17.824
13. Sebastien Bourdais / Toro Rosso Ferrari +1:18.805
14. Felipe Massa / Ferrari +1 Lap
15. Giancarlo Fisichella / Force India Mercedes +1 Lap
16. Adrian Sutil / Force India Mercedes +1 Lap
17. Sebastien Buemi / Toro Rosso Ferrari +1 Lap
18. Robert Kubica / BMW Sauber +1 Lap
19. Nick Heidfeld / BMW Sauber +1 Lap
Ret Kazuki Nakajima / Williams Toyota +9 Laps
ドライバーズ チャンピオンシップ
01. Jenson Button / Brawn GP Mercedes
31
02. Rubens Barrichello / Brawn GP Mercedes
19
03. Sebastian Vettel / Red Bull Renault
18
04. Jarno Trulli / Toyota
14.5
05. Timo Glock / Toyota
12
06. Mark Webber / Red Bull Renault
9.5
07. Lewis Hamilton / McLaren Mercedes
9
08. Fernando Alonso / Renault
5
09. Nick Heidfeld / BMW Sauber
4
10. Heikki Kovalainen / McLaren Mercedes
4
11. Nico Rosberg / Williams Toyota
3.5
12. Sebastien Buemi / Toro Rosso Ferrari
3
13. Kimi Raikkonen / Ferrari
3
14. Sebastien Bourdais / Toro Rosso Ferrari
1
コンストラクターズ チャンピオンシップ
01. Brawn GP Mercedes
50
02. Red Bull
27.5
03. Toyota
04. McLaren Mercedes 13
05. Renault 5
06. Toro Rosso Ferrari 4
07. BMW Sauber 4
08. Williams Toyota 3.5
09. Ferrari 3
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F1GP 第4戦、Bahrain GP の公式予選が行なわれ、ToyotaのJarno TrulliとTimo Glockが素晴らしいタイムアタックをみせ、見事フロント・ローを独占しました!今回の公式予選全体を通じて安定した速さをみせていたToyota。それに加えて、予選の天才Jarno Trulliのドライビングテクニックが上手く噛み合い、好結果へと繋がったのでした。そして3番手には、前回の Cina GP において悪条件の中見事な走りで優勝を手中に収めたRed Bull RenaultのSebastian Vettelが付けています。公式予選後のマシン重量測定の結果を見てみると、Toyotaの2台に対してVettelのマシンはかなり重め。これは、もしかするとRed Bull Renaultは1ストップ作戦を仕掛けてくる可能性もあります。果たしてこの作戦が吉と出るか、凶と出るか、見物です。
それでは、今シーズン初となる嬉しいポールポジションを獲得したtoyotaのJarno Trulliのコメントです。「再びポールポジションを獲得することができて、本当に嬉しいよ。今週末はかなり良い状態で仕事を始めることができて、明日の決勝で1列目からスタートできる好結果へと結びついた。僕のマシンはブレーキにちょっとしたトラブルがあったんだけど、それが決勝レースでの心配事のひとつだよ。何だかんだ言いながらも、自信はあるよ。なぜなら、レースでのテンポは良いし、今週末はタイヤも良く機能していたからね。開幕後3戦は僕にとって全力を出し切れていなかった。今回でその状況を変えられるよう願うよ。冬期テスト期間中、このサーキットではいつも良い結果を残すことができていた。このポールポジションはハードワークをこなしてくれたチームのみんな、そして地震によって多大なる被害を受けたアブルッツォ州のみなさんに捧げたいと思うよ」先日、中部イタリアのラークイラという街を中心に、Trulliの故郷でもあるアブルッツォ州を襲った地震。多くの建物が崩壊し、沢山の人の命が奪われました。今現在も避難生活を余儀なくされている人が大勢います。彼の頑張りが少しでも故郷の人々に勇気を与えられるといいですね。
トップ3以下を見てみると、相変わらずBrawn GP Mercedesは安定感を見せています。そして、気になるのが、やはり来ましたMcLaren Mercedes!開幕直後はもたついている感がありましたが、徐々にマシンを仕上げてきたといった感じです。また、Ferrariもサーキットコンディションを良く知るここではまずまずの位置に付けています。何でも次戦 Spagna GP からは大きく改善されたマシンを導入すると発表したFerrari。勢いを付けるためにも、ここBahrainで何としてもシーズン初ポイントをゲットしておきたいところです。
ここ灼熱の地では、エンジンが悲鳴をあげる難しいコンディション。信頼性の高いマシンを仕上げたチームがより勝利に近いと言えるのではないでしょうか?各チームのピットストップ作戦の組み方にも注目したいところです。色んな意味で見所たっぷりの明日の決勝。楽しみに待ちたいと思います!!
2009/04/25 Bahrain GP 公式予選結果
01. Jarno Trulli / Toyota
1'32"779 1'32"671 1'33"431
02. Timo Glock / Toyota
1'33"165 1'32"613 1'33"712
03. Sebastian Vettel / Red Bull Renault
1'32"680 1'32"474 1'34"015
04. Jenson Button / Brawn GP Mercedes
1'32"978 1'32"842 1'34"044
05. Lewis Hamilton / McLaren Mercedes
1'32"851 1'32"877 1'34"196
06. Rubens Barrichello / Brawn GP Mercedes
1'33"116 1'32"842 1'34"044
07. Fernando Alonso / Renault
1'33"627 1'32"860 1'34"578
08. Felipe Massa / Ferrari
1'33"297 1'33"014 1'34"818
09. Nico Rosberg / Williams Toyota
1'33"672 1'33"166 1'35"134
10. Kimi Raikkonen / Ferrari
1'33"117 1'32"827 1'35"380
(*左から順にQ1,Q2,Q3)
11. Heikki Kovalainen / McLaren Mercedes
1'33"479 1'33"242
12. Kazuki Nakajima / Williams Toyota
1'33"221 1'33"348
13. Robert Kubica / BMW Sauber
1'33"495 1'33"487
14. Nick Heidfeld / BMW Sauber
1'33"377 1'33"562
15. Nelsinho Piquet / Renault
1'33"608 1'33"941
(*左から順にQ1,Q2)
16. Adrian Sutil / Force India Mercedes
1'33"722 *
17. Sebastien Buemi / Toro Rosso Ferrari
1'33"753
18. Giancarlo Fisichella / Force India Mercedes
1'33"910
19. Mark Webber / Red Bull Renault
1'34"038
20. Sebastien Bourdais / Toro Rosso Ferrari
1'34"159
*ペナルティ
・公式予選で16番手のタイムを記録したForce India MercedesのAdrian Sutilは、Q1においてRed Bull RenaultのMark Webberのタイムアタックを妨害したことから、3グリッド降格のペナルティが課せられます。
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